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光人社
NF文庫

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Book 海軍一軍人の生涯
最後の海軍大臣米内光政
著者:松田 十刻
定価:本体952円+税
ISBN:4-7698-2512-9
発行年月日:2006年10月25日
三国同盟に反対し、終戦処理に没頭した最後の海軍大臣・米内光政。平和への扉を押し開いた米内の国際感覚に優れた見識は、いかにして培われたのか。郷土盛岡の地にて少年期の英気を養い、海軍興隆と共にコスモポリタンとしての素養を身につけた米内の人間的魅力あふれる生きざまを描いた感動の人物伝。
 
Book 軍犬ローマ号と共に
ビルマ狼兵団一兵士の戦い
著者:志摩 不二雄
定価:本体686円+税
ISBN:4-7698-2511-0
発行年月日:2006年10月25日
戦争末期、古年兵による激しい殴打の中、「私怨」をはらすことと、「生還」への執念に燃えたビルマ戦線一兵士の戦争。常に自らの側にあって、献身、忠実な軍犬ローマ号を先導して、冷酷非情な戦野から、友軍部隊を求めて72時間の逃走記。適中、一人取り残された兵士の孤独と軍犬への絶大な信用と情熱を綴る。
     
Book アブロ・ランカスター爆撃機
ドイツを崩壊させた英空軍機
著者:鈴木 五郎
定価:本体686円+税
ISBN:4-7698-2510-2
発行年月日:2006年10月25日
イギリスの冷酷なる戦略思想を体現し、その恐るべき破壊力を持ってドイツを屈服させた傑作爆撃機の全貌を描く。脅威的な爆弾搭載能力を発揮した無差別爆撃によって大英帝国の勝利を決定づけた名機を写真と図版で徹底研究。イギリス航空機メーカーのパイオニア、アブロ社の研究と開発の過程をたどる。
 
Book 新装版
硫黄島
太平洋戦争死闘記
著者:R.F.ニューカム 訳者:田中 至
定価:本体7762円+税
ISBN:4-7698-2113-1
発行年月日:2006年10月25日
昭和20年2月、米軍に日本側を上回る3万近い損害をあたえ、米国民を震撼させた栗林忠道中将麾下の硫黄島守備隊……世界の戦史にその名をとどめた未曾有の攻防戦を、日米の公式記録はもとより、手紙、日記類の至るまで詳細に調べあげ、生存者の証言をも得て、極限状況の戦場を赤裸々に描いた感動の記録。
Book 回天特攻
人間魚雷の徹底研究
著者:小島 光造
定価:本体743円+税
ISBN:4-7698-2509-9
発行年月日:2006年9月23日
回天戦において、あれほど多くの青年を死に追いやったにもかかわらず、誰が、どのような責任をとったのか、今も歴史上の謎である。佐久間艇長の殉職と自らの死を重ね合わせた、同期で親友の回天創始者・黒木博司中尉──その死の美学に鋭く迫ると共に特攻作戦を通して日本人にとって責任とは何かを考える。
 
Book ラバウル戦犯弁護人
報復裁判に立ち向かった日本人
著者:松浦 義教
定価:本体914円+税
ISBN:4-7698-2508-0
発行年月日:2006年9月23日
この日記には、明らかに冤罪であるにもかかわらず、従容として死を受けいれていく将兵の姿が正確に記録されている。それが今、活字となって人々の目にふれ、時代を超えて生きることになる。そして「戦争と人間」という重いテーマを秘めていて、私自身なんども、本書から目をはなして、考えこまざるを得なかった。
Book 僕は八路軍の少年兵だった
著者:山口 盈文
定価:本体743円+税
ISBN:4-7698-2507-2
発行年月日:2006年9月23日
昭和19年春、満州開拓青少年義勇軍に参加した一人の日本人の数奇な運命──敗戦。多くの在満邦人が辛酸をなめる中、思わぬことから「八路軍兵士」となる……国民政府軍と戦い、朝鮮戦争にも参加した波瀾の体験を描く。長年の大陸生活の中で観察した中国人気質。戦後中国を知ることができる話題の一冊。
 
Book 新装版
戦車戦入門
[世界編]
著者:木俣 滋郎
定価:本体762円+税
ISBN:4-7698-2230-8
発行年月日:2006年9月23日
1916年9月15日、第一次大戦下、フランスのソンム戦線に初めて登場したマークI型以来、陸上戦の花形となった戦車──。その黎明期、欧州の戦いから第二次大戦初頭のドイツ軍の雷撃作戦、ウクライナの広野に演じた独ソの激突や米軍を戦慄させたバルジの戦いなど著名戦車戦の全てを網羅した戦史入門書。
Book シベリヤ抑留兵よもやま物語
極寒凍土を生きぬいた日本兵
著者:斎藤 邦雄
定価:本体743円+税
ISBN:4-7698-2506-4
発行年月日:2006年8月23日
昭和23年8月2日、復員。思えば赤紙召集により故郷を出て以来、8年目。中国の戦線を駆け巡り、行きついた先はシベリアだった。凍土にしがみついて黒パン1日350グラムの粗食に耐え、厳しいノルマを果たした日本将兵たち。底抜けの陽気と陰気が、いつも同居する不思議な国・ソ連での抑留生活を綴る。
 
Book 技術中将の日米戦争
陸軍の俊才テクノクラート秋山徳三郎
著者:石井 正紀
定価:本体686円+税
ISBN:4-7698-2505-6
発行年月日:2006年8月23日
『米軍が1週間で飛行場をつくるなら、我軍は3日でなんとかすることを考えろ』太平洋戦争とは、日米間の土木技術力の戦いでもあった。東大工学部を卒業し、工兵のエリートコースを歩み、近代化の遅れていた日本陸軍に機械導入を図る秋山中将の戦い。軍事技術官僚として国の将来を見つめた幅広い人間性を描く。
Book 極北の海戦
ソ連救援PQ船団の戦い
著者:木俣 滋郎
定価:本体857円+税
ISBN:4-7698-2504-8
発行年月日:2006年8月23日
第二次大戦ヨーロッパ東方戦線においてドイツ軍の猛攻により窮地に立たされたソ連。連合国側の一角が崩れることを恐れた英米は輸送船団による物資援助を開始する。護衛艦隊なく航行を続けなければならなかった悲劇のPQ17船団。ドイツ海空軍が待ち受ける極寒の海で繰り広げられた凄惨なる殲滅戦を描く。
 
Book 新装版
ジェット戦闘機入門
航空テクノロジーの秘密
著者:立花 正照
定価:本体686円+税
ISBN:4-7698-2238-3
発行年月日:2006年8月23日
ジェット機の誕生から、第二次大戦中に実用戦闘機となった英国のミーティア、独のメッサーシュミットMe262をはじめ現代の空を駆け抜けるF15、F16まで、ジェット戦闘機を徹底解剖。朝鮮戦争の初のジェット機空中戦、F86対ミグ15、30ミリガトリング砲など、歴史から装備メカニズムの全てを図版で綴る決定版。
Book 誰が戦争を起こすのか?
戦争・兵器・民族の徹底解剖Vol.2
著者:三野 正洋
定価:本体695円+税
ISBN:4-7698-2503-X
発行年月日:2006年7月22日
戦争反対の叫びは大切だが、重要なのはそれ以降の措置であることを、施政者は無論、国民もあらかじめ学んでおく必要がある。古来いわれるように、「平和な時代にこそ戦争を考えるべき」と強調したいがために本書は存在するのである。ベストセラー『どの民族が戦争に強いのか?』に続いて贈る話題の戦争論。
 
Book 予科練青春記
十五歳かく鍛えられり
著者:綾部 喬
定価:本体895円+税
ISBN:4-7698-2502-1
発行年月日:2006年7月22日
太平洋戦争末期、日本の退勢を純粋に憂え、海軍飛行兵を志願した十五歳の少年の青春。厳しい規律、激しい訓練が待ちうけていた軍隊という別世界において、戦時下の男子はいかに鍛えられ、学んだのか。気概とバイタリティにあふれる若者が爆撃下の時代から敗戦にかけて、そして自らの再起までを描く感動の青春期。
Book 軍用輸送機の戦い
機動力がもたらす航空輸送の底力
著者:飯山 幸伸
定価:本体895円+税
ISBN:4-7698-2501-3
発行年月日:2006年7月22日
数トンの爆弾を日本に運んだB-29も、充分な燃料と弾薬等がなければ、成都やテニアンに留め置くしかない。B-29を戦果に結びつく規模で使うにはC-47が何度も往復しなければならない。それもヒマラヤや南太平洋を渡って……。多大な犠牲を強いられた“軍用輸送機”の歴史とその重要性を図版と共に徹底研究。
 
Book 新装版
沖縄
日米最後の戦闘
著者:米国陸軍省編 訳者:外間 正四郎
定価:本体1,000円+税
ISBN:4-7698-2152-2
発行年月日:2006年7月22日
太平洋戦争を終結させ、日本の運命を結した〈最後の戦い〉の全貌。米軍総兵力45万、たいする日本軍10万、両軍死力の限りをつくした90日間にわたる未曾有の戦闘を描くノンフィクション。米国陸軍省が攻略戦に参加した記録班や日本側の資料を網羅して構築した〈沖縄戦史〉の決定版。図版・写真多数収載。
Book 海軍航空隊よもやま物語
ベテラン航空兵器整備兵の奮戦記
著者:前田 勲
定価:本体657円+税
ISBN:4-7698-2500-5
発行年月日:2006年6月21日
名機零戦の整備に活躍し、大空の戦いに赴く搭乗員たちを蔭で支えた整備兵が、若きぱいろっとたちの素顔綴るイラスト・エッセイ。搭載機銃の秘密から海軍航空隊裏話、猛者たちの青春群像まで、最前線を渡り歩きながら天下無敵の零戦隊眺め続けたベテラン下士官が、涙と笑いのエピソードで活写する。
 
Book 憲兵
元・東部憲兵隊司令官の自伝的回想
著者:大谷 敬二郎
定価:本体867円+税
ISBN:4-7698-2499-8
発行年月日:2006年6月21日
軍国主義、軍閥の糾弾とともに、憲兵は昭和の権力悪の象徴として、戦後日本に広く定着した。しかし、憲兵の本来の任務は軍事警察であり、監軍護法の下に軍人・軍隊が行う“悪業”にたいし、鉄槌を下すことであった。16年に渡る軍人警察官が実見した激動期の舞台裏と戦時下の偽りなき声を伝える話題作。
Book 戦う民間船
知られざる勇気と忍耐の記録
著者:大内 建二
定価:本体867円+税
ISBN:4-7698-2498-X
発行年月日:2006年6月21日
日本陸海軍の戦いは最前線での主兵力の激突に全てが集中され、全面対決に際し、戦闘力を維持させるための、補給をいかにすべきかということにあまりにも無策すぎた。海上輸送と海上護衛をおろそかにした国の末路と戦火に倒れた搭乗員たちの勇気を伝え、海運立国での民間船の軍事使用のあり方を考査する。
 
Book 板東俘虜収容所物語
日本人とドイツ人の国境を越えた友情
著者:棟田 博
定価:本体781円+税
ISBN:4-7698-2497-1
発行年月日:2006年6月9日
日本で初めて“第九交響曲”を演奏したのは四国徳島に収容されたドイツ兵捕虜だった。 第一次大戦の青島で捕らわれの身となったドイツ兵捕虜九百三十九名を私淑させ、畏敬させた板東俘虜収容所長松江豊寿。ドイツ捕虜と日本の若者たちの管弦楽団の逸話などドイツ兵と四国徳島板東の人々との民族を越えた人間愛をえがいた感動の物語。
Book 新装版
駆逐艦入門
水雷戦の花形徹底研究
著者:木俣 滋郎
定価:本体867円+税
ISBN:4-7698-2217-0
発行年月日:2006年6月21日
日露戦争で絶大な威力をしめし、第一次大戦でその戦術が確立された駆逐艦。世界の列強に衝撃を与えた“特型”艦をはじめ、個艦優越にかけた日本海軍が造り上げた名駆逐艦の全てを詳解するビジュアル決定版。酸素魚雷・次発装填装置・長十センチ砲など搭載兵器から各国代表艦も網羅。写真図版350点。
 
Book 空中衝突
トップ・ガン|死との遭遇
著者:服部 省吾
定価:本体638円+税
ISBN:4-7698-2496-3
発行年月日:2006年5月25日
ジェット戦闘機パイロットの一挙一動、心理状態を克明に描く迫力の臨場感。飛行4200時間余のベテラン搭乗員が自らの空中衝突体験を赤裸々に告白する話題のドキュメント。意地と度胸と技量だけが己の生命を補償する非情の空を、その瞬間、瞬間をダイナミックに描破しジェット空中戦の実際を見事に捉える。
Book 第14空母戦闘群11
デスゾーン
著者:キース・ダグラス / 栗山 洋児 訳
定価:本体895円+税
ISBN:978-4-7698-2495-4
発行年月日:2006年5月25日
第14空母戦闘群 シリーズ
エーゲ海の米第6艦隊がトルコ民間機を装った航空機に核ミサイル攻撃を受けた。大破した旗艦の代わりを努める空母ジェファーソンを襲う新たな脅威。緊張高まるボラポラス海峡で、カタパルトを損傷、機雷原に行く手を阻まれた空母とイージス艦に同盟国のはずのトルコ軍F-16と国籍不明のミグが迫る。アクション巨編
 
Book サイパン肉弾戦
玉砕戦から生還した参謀の証言
著者:平 櫛孝
定価:本体619円+税
ISBN:4-7698-2494-7
発行年月日:2006年5月25日
日本軍の守備兵力約4万5千名のうち、4万3千名が斃れ、在留邦人1万3千名が犠牲となったサイパン島──第43師団参謀として悲壮なる戦闘を見届け、最後の“バンザイ攻撃”に参加するも負傷、米軍に囚われ奇跡的に生きのびた陸軍中佐が綴る玉砕島戦記。「太平洋の防波堤」の崩壊を鮮明に描く。
Book 本当の潜水艦の戦い方
優れた用兵者が操る特異な艦種
著者:中村 秀樹
定価:本体724円+税
ISBN:4-7698-2493-9
発行年月日:2006年5月25日
潜水艦とは、極めて特徴的な軍艦である。単に水中に潜るということだけではない。最も強力な軍艦であると同時に最も脆弱な目標でもある。その性質に適した作戦をすればその成果は絶大であり、潜水艦のみで大海軍国の死命を制することも可能である。海上と空を支配しても海洋を支配することはできないのである。
 
Book 従軍慰安婦
「兵備機密」にされた女たちの秘史
著者:山田 盟子
定価:本体686円+税
ISBN:4-7698-2492-0
発行年月日:2006年4月22日
暗雲に閉ざされた時代のアジアの女性が一枝の花も供えずして埋没されるのが、胸が痛むほど哀しい。事実を直視する辛さに耐え、虐げられた性囚の女たちの無念を浮き上がらせて、人間とは何か問う話題作。病身に鞭うち、生き証人を訪ね歩き、資料を収集、十年余りの歳月を費やして完成させたライフワーク。
Book 最前線の医師魂
空母から復員船へ若き軍医の手記
著者:加畑 豊
定価:本体571円+税
ISBN:4-7698-2491-2
発行年月日:2006年4月22日
硝煙弾雨の海原で、その任務を全うした熱血医師が綴るマリアナ沖海戦の惨状。新前軍医として「隼鷹」に乗り込み、一転して本土防衛の設営隊軍医に、終戦後、奇しき経緯で復員戦の医務長をつとめ、シンガポール俘虜収容所で実兄と奇蹟の再会を果たす。戦場の舞台裏で波瀾の青春燃焼させた海軍軍医が描く感動作。
 
Book 幻の自動小銃
六四式小銃のすべて
著者:津野 瀬光男
定価:本体590円+税
ISBN:4-7698-2490-4
発行年月日:2006年4月22日
戦前の銃器生産技術の情熱を礎にして、敗戦後の空白期をへて設計・開発された六四式小銃。完成までのエピソード、構造と機能を写真・図版を駆使して描く兵器開発物語。世界がその性能を認めた戦後日本最初の国産小銃の計画当初から携わった技術者が、名銃誕生にいたる苦難の道のりを辿る。
Book 新装版
巡洋艦入門
駿足の機動隊徹底研究
著者:佐藤 和正
定価:本体743円+税
ISBN:4-7698-2181-6
発行年月日:2006年4月22日
条約制限下、英米に対抗する強力な艦隊を編成するため、個艦優越にかけた日本海軍がその性能を極限まで追求した精強無比の巡洋艦。排水量に比して膨大な装備を搭載し、驚異的な航続力と高速力を優美な姿に秘めた連合艦隊の軽騎兵の竣工時から最終状態までの全てを、写真・図版二百点とともに詳解。
 
Book どの民族が戦争に強いのか?
戦争・兵器・民族の徹底解剖
著者:三野 正洋
定価:本体800円+税
ISBN:4-7698-2489-0
発行年月日:2006年3月22日
二度の世界大戦を含めて、戦争・紛争の絶えなかった「戦争の世紀」。二十世紀の各国軍隊の戦いぶりや兵器の質を詳細なデータと多彩なエピソードで評価分析し、そこに隠された国や民族の特質・文化を浮き彫りにする、新たな視点からの試み。戦争の現実を見ることをおろそかにした日本に贈る戦争論。
Book 海軍工員記
戦時下の佐世保海軍工廠
著者:森岡 諦善
定価:本体571円+税
ISBN:4-7698-2488-2
発行年月日:2006年3月22日
最前線の兵器増産の要請に応えるため、佐世保工廠に通う五万六千の行員たちは夜を日に継いで働いた。太平洋戦争末期、臨時工の徴用令状を受け取った一市民が『戦うからには勝たねばならぬ』という思いを秘めて、汗と油にまみれた勤労動員の日々。佐世保市の象徴であり誇りであった海軍工廠の最後の日を綴る。
 
Book フォッケウルフ戦闘機
ドイツ空軍の最強ファイター
著者:鈴木 五郎
定価:本体657円+税
ISBN:4-7698-2487-4
発行年月日:2006年3月22日
ナチス御用達のライバル機・メッサーシュミットMe109と鎬を削り、大戦末期には全ての連合軍戦闘機を凌ぐ高性能を備えるにいたったFw190の全貌。まさに驚異的といえる二次対戦前夜から戦中にかけてのドイツ航空界の技術と工業力の発展を背景に、フォッケウルフ社のたゆみない航跡を描く。
Book 新装版
戦闘機「飛燕」技術開発の戦い
日本唯一の液冷傑作機
著者:碇 義朗
定価:本体686円+税
ISBN:4-7698-2137-9
発行年月日:2006年3月22日
“和製メッサー”と呼ばれた日本で唯一の液冷エンジン戦闘機・飛燕。格闘性能を合わせもつ高速機として万能戦闘機の名を冠された傑作機。その美しい姿態に秘められた設計チームの苦悩と、実験場での血と汗と涙の苦悩の数々を描き高性能を発揮することなく終末を迎えた悲しき生涯を捉えたノンフィクション。
 
Book 大本営報道部
言論統制と戦意昂揚の実際
著者:平 櫛孝
定価:本体667円+税
ISBN:4-7698-2485-8
発行年月日:2006年2月23日
軍人以外の社会を知らない者が、祉会の第一線であるジャーナリズムと接触するのだから、うまく行くはずがなかった。無理なことを言って、世間の人々を困らせたのではないかと思う。若いうちに、権力の座にすわると、自分でも知らないうちに思い上がった言動をする。恐らく鼻もちならない軍人だったのではないか。(あとがきより)
Book 新装版
ドイツの傑作兵器駄作兵器
究極の武器徹底研究
著者:広田 厚司
定価:本体686円+税
ISBN:4-7698-2293-6
発行年月日:2006年2月23日
V2ロケット爆弾、新世代Uボートなど連合軍を圧倒した高度なテクノロジーに裏打ちされた傑作兵器。超重戦車、風力砲、音波砲など、ヒトラーの嗜好によって誕生した駄作兵器──奇想天外な武器や現代最新兵器の原型に至るまで、ユニークな発想と膨大な組織力で開発されたドイツ陸海空軍の究極兵器の集大成。
 
Book 陸軍中野学校
秘密戦士の実態
著者:加藤 正夫
定価:本体638円+税
ISBN:4-7698-2483-1
発行年月日:2006年1月23日
陸軍中野学校は何を教えたのか──総数2500余名、パレンバン落下傘降下、レイテ飛行場強襲の薫空挺隊、沖縄特攻義烈空挺隊、そして、アジア諸国の独立運動支援、最後の和平工作等々。世界のいたるところで任務についた秘密戦の華──いっさいの名利も地位も求めず、日本の捨て石となった戦士たちの足跡を辿る。
Book 海軍工作兵戦記
苛酷なる水兵生活三年の記録
著者:木村 勢舟
定価:本体571円+税
ISBN:4-7698-2482-3
発行年月日:2006年1月23日
海軍に憧憬して入隊、太平洋戦争中に、あえて戦いの現場に身を投じようとした一工作兵が海軍生活の悲哀をえがく──苛酷な新兵教育、さまざまな訓練に耐えぬいて、特設水上機母艦君川丸、輸送艦山陽丸に乗り組み、北方、南方の海へ。二度の撃沈に遭うも奇跡的に生き残った水兵が自らの体験を赤裸々に綴る回想記。
Book ドイツ本土戦略爆撃
都市は全て壊滅状態となった
著者:大内 建二
定価:本体762円+税
ISBN:4-7698-2481-5
発行年月日:2006年1月23日
ドイツ降伏までにドイツ国内に来襲した英米の戦略爆撃機は53万機を超えた。これらの爆撃機は、合計164万トンを超える爆弾や焼夷弾をドイツのあらゆる都市や軍施設、軍需工場などに投下した。投下された爆弾や焼夷弾の量は、平均するとドイツの国土1平方キロメートルあたり4.6トンに相当するのである。
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Book 新装版
迎撃戦闘機「雷電」
B29搭乗員を震撼させた海軍局地戦闘機始末
著者:碇 義朗
定価:本体829円+税
ISBN:4-7698-2262-2
発行年月日:2006年1月23日
ジャックは恐るべき攻撃兵器だった。とB29搭乗員を驚嘆させ、“大型爆撃機に対し、全ての日本軍戦闘機の中で最強”との公式評価を米軍から与えられた日本海軍局地戦闘機「雷電」の誕生から終焉まで。零戦に変わる主力機としての輿望を担いながら、558機の生産台数に終わった不運の戦闘機の全貌を綴る。
 
Book 本当にあった戦争の話
不思議な戦場の出来事50話
著者:広田 厚司
定価:本体724円+税
ISBN:4-7698-2478-5
発行年月日:2005年12月20日
本書のような、いわば不可解性、偶然性といった本質を持つ話の裏付けをとるのは難しく、著者自身も調べながら隔靴掻痒な感を抱くこともしばしだった。話のソース=源泉の価値を損なわずに、どのような時に「その話」が起こったのか可能な限り調べて背景や状況を記述した。歴史の脇道散策と気軽にお読み頂きたい。(はじめより)
Book 父・山口多聞
空母「飛龍」の最後と多聞「愛」の手紙
著者:山口 宗敏
定価:本体762円+税
ISBN:4-7698-2480-7
発行年月日:2005年12月20日
──海軍軍人としての名誉と引き替えにわが一家が失ったものの大きさに、いまにして目を見張るものがある。大空襲で牛込の旧山口家跡の仮住まいで九十二年の生涯を終えた未亡人の執念で保存された、山口多聞の若かりし日よりミッドウエーに死するまでの愛と情念の手紙二百五十通、六百余枚を一挙公開。
 
Book 新装版
戦艦入門
動く大要塞徹底研究
著者:佐藤 和正
定価:本体743円+税
ISBN:4-7698-2178-6
発行年月日:2005年12月20日
造艦技術の研鑽の果てに誕生した世界を驚倒させた「大和」型戦艦。欧米列強に勝る戦艦を保有するため、大艦巨砲の道を極めた日本海軍八十年の足跡を辿る。重厚さと構造美を合わせもつ日本戦艦の全容を大戦下の十二隻を軸に、各国主力艦との比較を交えて詳解するビジュアル版〈戦艦〉徹底解剖。写真図版二百点。
Book 世界の仰天機
常識を打ち破る偉大なコンセプト
著者:飯山 幸信
定価:本体924円+税
ISBN:4-7698-2475-0
発行年月日:2005年11月24日
航空機への既成の常識の殻を打ちやぶる異形のモンスター機。熟慮を重ねつつ問題克服のバイタリティを保ち、努力の結果を反映させるタイミングを捉える。製作過程に膨大なエネルギーを投入し、実用化へのチャンスを勝ちえた異色機。世界各国に出現した突拍子もない形状の機体完成に至る苦難の道を描く話題作。
 
Book 孤島戦記
若き軍医中尉のグアム島の戦い
著者:吉田 重紀
定価:本体638円+税
ISBN:4-7698-2476-9
発行年月日:2005年11月24日
2万10000名におよぶ日本軍守備隊のうち、生還者わずか1304名。米軍の熾烈なる攻撃の下、地獄の戦場と化して玉砕を余儀なくされたグアム島、戦いとはどんなものだったのか。ジャングルを彷徨し、極限状況におかれても人間性を失わず、誇りを持って生き抜いた軍医が非情なる戦場の実体をえがく感動作。
Book 日中戦争一兵士の証言
生存率3/1000からの生還
著者:川崎 晴彦
定価:本体638円+税
ISBN:4-7698-2477-7
発行年月日:2005年11月24日
苛酷な初年兵訓練に耐えて大陸の戦場に送り込まれ、想像を絶する悪条件下での戦いを生き抜いた一人の下級兵士の見た日中戦争の一断面。敵弾雨飛の山野で歩兵として軽機関銃を手に凄惨な死闘を繰り返し、また衛生兵としてヨーチンを片手に看護にも当たった激務の最前線の日々を綴った感動のノンフィクション。
 
Book 新装版
潜水艦入門
海底の王者徹底研究
著者:木俣 滋郎
定価:本体743円+税
ISBN:4-7698-2199-9
発行年月日:2005年11月24日
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軽巡級の船体に三万浬の航続力と俊足を合わせ持ち、特殊攻撃機三機を搭載する巨大潜水艦、大戦末期に登場したイ-400。比類なき“海底空母”を完成させた日本海軍潜水艦五十年の足跡を写真・図版三百点で徹底解剖。明治の輸入潜水艇から日本固有の艦隊型潜水艦など、各国代表艦も数多く詳解する。
Book 戦場の将器木村昌福
連合艦隊・名指揮官の生涯
著者:生出 寿
定価:本体743円+税
ISBN:4-7698-2474-2
発行年月日:2005年10月22日
『成否にかかわらず突入を断行すべし』海軍首脳部の意向に動じることもなく、米軍の状況と濃霧のために、第一回目の突入を断念して引き返し、臆病の陰口をたたかれながら、『帰ればもう一度来ることができる』と再突入の時期を待ち、みごとに一兵も損じることなくキスカ島守備兵全員を救出した前線指揮官の生涯。
 
Book 戦後日本の戦車開発史
特車から90式戦車へ
著者:林 磐男
定価:本体724円+税
ISBN:4-7698-2472-6
発行年月日:2005年10月22日
戦車は戦争の道具としてあるのではなく、戦争を抑止するのに必要な装備品である。敗戦国という社会環境の下で、十余年の空白期間において再出発した戦後日本の戦車開発の苦難の道のりを描く。戦車の研究・開発・設計における教訓と知識、ノウハウを米軍供与車から90式戦車に到る汗と涙の発達過程に見る。
Book 新装版
空母入門
動く前線基地徹底研究
著者:佐藤 和正
定価:本体667円+税
ISBN:4-7698-2174-3
発行年月日:2005年10月22日
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世界を驚嘆させた〈真珠湾攻撃〉以後、洋上作戦の主役として君臨し、戦争の様相を一変させた空母。世界最初の空母『鳳翔』以来、高度な日本の造艦技術と海軍の伝統が生み出した数多くの名鑑の全てを、米英の空母の歩みと共に徹底的に解剖し、その波乱の軌跡を辿るファン必携の一冊。写真図版150点。
 
Book 伊号艦長潜航記
衝撃のサブマリン・リポート
著者:荒木 浅吉
定価:本体638円+税
ISBN:4-7698-2471-8
発行年月日:2005年9月21日
新型潜水艦の士官として艦の戦力向上に心血を注ぎ、またベテラン艦長の下で幾多の困難に立ち向かい、そしてまた、輸送潜水艦長として極限状況におかれた孤島への物資輸送に従事した苛酷な日々。精鋭艦を揃えながらも硬直化した用兵によって消耗した日本海軍潜水艦の闘いを自らの体験をもとに描く感動作。
Book マッカーサーが来た日
8月15日からの20日間
著者:河原 匡喜
定価:本体762円+税
ISBN:4-7698-2470-X
発行年月日:2005年9月21日
相次ぐ空襲が去り、灯火管制の覆いを外した電灯の明るさにひとときの安堵を感じても、これからの日本はどうなるのか、実は誰にもわからなかった。歴史始まって以来の敗戦、そして日本人は初めて戦勝国の占領軍を日本本土に迎えた。戦後日本の発端はマッカーサー元帥以下占領軍が厚木飛行場に進駐した日から始まる。
 
Book 戦時商船隊
輸送という多大な功績
著者:大内 建二
定価:本体838円+税
ISBN:4-7698-2469-6
発行年月日:2005年9月21日
戦時下の商船は、それまでの国内経済や海外貿易での輸送手段としての立場から一転して、戦争遂行のための輸送手段に、あるいは直接的な武装集団の一員として否応なしに戦争の担い手となってゆく。商船乗組員の戦死率四六パーセントは陸海軍将兵の戦死率をはるかに上回る。報われることなき航跡を辿る戦記。
Book 新装版
戦闘機入門
銀翼に刻まれた栄光
著者:碇 義朗
定価:本体686円+税
ISBN:4-7698-2153-0
発行年月日:2005年9月21日
大空の騎士リヒトホーヘンが飛んだ複葉機の時代から、ジェット機が高速で旋回する現代の空までーー日本機の正式名称の由来や初の音速を記録したP38ライトニング、見えないステルス機が見える話など、戦闘機に関する洞察に富んだ話題八十項目を集めたファン待望の一冊。細部にわたるメカニック図面多数収録。
 
Book ひこうぐも
撃墜王小林照彦陸軍少佐の航跡
著者:小林 千恵子
定価:本体1,048円+税
ISBN:4-7698-2467-X
発行年月日:2005年8月23日
本土防空のB29撃墜王として名を馳せた小林照彦少佐の戦中戦後を描く感動作。航空自衛隊の開隊とともに、ジェット・パイロットへの道を歩み、米国に留学、将来を嘱望されながらも、T33練習機の事故で殉職するまでを糟糠の妻の目から情愛あふれる筆致でつづる。信頼感を信条とした誇り高きパイロットの生涯。
Book 新装版
続・日本軍の小失敗の研究
未来を見すえる太平洋戦争文化人類学
著者:三野 正洋
定価:本体695円+税
ISBN:4-7698-2270-7
発行年月日:2005年8月23日
ベストセラー第2弾。現状を把握し、退潮の流れにある日本という国を食い止め、安定した豊かな国作りをはかる最善究極の方策は、過去の失敗の詳細、冷静な分析、評価にある。日本陸海軍の小失敗を解析し、さまざまな角度から考察をくわえた待望の一冊。日本人とアメリカ人の思考と行動の差異を浮き彫りにする。
 
Book 神風特攻の記録
戦史の空白を埋める体当たり攻撃の真実
著者:金子敏夫
定価:本体638円+税
ISBN:4-7698-2465-3
発行年月日:2005年7月22日
三時間も前に突入した菊水隊ではなく、敷島隊が特攻第一号となったのはなぜか。主力となった甲飛十期生を中心とする、生存当事者たちの証言や第一次資料等を検証し、米側資料との対照によって“神風”にまつわる誤謬と虚像に光をあて、写真や図版、表組みデータを駆使して、真実を追究したノンフィクション。
Book 新装版
日本軍の小失敗の研究
現代に生かせる太平洋戦争の教訓
著者:三野 正洋
定価:本体695円+税
ISBN:4-7698-2259-6
発行年月日:2005年7月22日
世界の半分を戦場とし、一千万人の生命が失われた太平洋戦争。敗者の側にこそ教訓は多く残っている。ユニークな視点から分かり易く敗因の究明と分析。大学工学部で教鞭をとるかたわら、シュミュレーション戦記の書き手としても知られる著者が世に問う、日本とアメリカ、日本人とアメリカ人を考える話題の書。
Book 大西洋の脅威U99
トップエース・クレッチマー艦長の戦い
著者:テレンス・ロバートソン
訳者:並木均
定価:本体743円+税
ISBN:4-7698-2460-2
発行年月日:2005年6月23日
Uボート部隊で最高の撃沈トン数を誇ったクレッチマー艦長の戦いを迫真の筆致で描く。シーレーンの安全確保をめざすイギリスと、その供給線の分断・通商破壊を目的としたドイツの潜水艦作戦。第二次大戦・欧州戦線そのものに影響を及ぼす大西洋の戦いで、連合軍を恐怖に陥れたU99の壮烈な軌跡を綴る話題作。
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