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光人社
NF文庫

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Book なぜ日本は戦争を始めたのか
著者:益井 康一
定価:本体638円+税
ISBN:978-4-7698-2564-7
発行年月日:2008年2月25日
満州事変、廬溝橋事件、そして日米開戦。王道楽土の夢とその結末、日中間の全面戦争の発火点の謎と闇、真珠湾前夜での外交戦の舞台裏──“転回点”に刻された知られざる実情を検証した歴史ノンフィクション。中国通の元毎日新聞記者が綴る話題作。
 
Book サイパン特派員の見た玉砕の島
著者:高橋 義樹
定価:本体752円+税
ISBN:978-4-7698-2563-0
発行年月日:2008年2月25日
東条首相が「難攻不落」と豪語した絶対国防圏の要衝となったサイパン島とグアム島の防備体制の実情と「あ号作戦」の破綻を自らの取材とともに描く玉砕の島の本当の姿。米軍に捕らわれるまでの道程を描いた異色のノンフィクション戦記。
Book 僕は少年通信兵だった
南方戦線で戦った17歳の無線通信士
著者:中江 信市郎
定価:本体743円+税
ISBN:978-4-7698-2562-3
発行年月日:2008年2月25日
日本全国の少年たちは勤労動員に出されて軍需工場などで働かされた。官立無線電信講習所を、繰り上げ卒業させられた十四〜十八歳の少年たちは、無線通信士となって内地・戦地の各方面に派遣された。比島・沖縄では無線機を担ぎ戦火の下で若き命を散らした。
 
Book 新装版
彗星夜襲隊
特攻拒否の異色軍団
著者:渡辺 洋二
定価:本体705円+税
ISBN:978-4-7698-2404-6
発行年月日:2008年2月25日
アマゾン電子書籍
昭和二十年四月、沖縄が決戦場となり、陸海全軍特攻の嵐が吹き荒れる只中で、強固な信念のもとに正攻法を採り続けた日本海軍芙蓉部隊。夜襲戦法を発案した指導官美濃部少佐と隊員たちは、不利な戦況をいかに戦い抜いたのか。最後の戦いを描く。
Book 真珠湾のサムライ 淵田美津雄
伝道者となったパールハーバー攻撃隊長の生涯
著者:甲斐 克彦
定価:本体857円+税
ISBN:978-4-7698-2561-6
発行年月日:2008年1月25日
真珠湾奇襲の立役者として太平洋戦争緒戦にのぞみ、またミズーリ号艦上の降伏調印式で日本軍の終末を見届けた一軍人の生涯。虚無感と戦い、苦悩する心の動きとともに激戦の跡を辿る。敗戦後、安住の地を海外に求め布教活動を行った異色の経歴を綴る人物伝。
 
Book WWII 世界ライバル機伝説
レシプロ機にもたらした究極の進歩
著者:鈴木 五郎
定価:本体705円+税
ISBN:978-4-7698-2559-3
発行年月日:2008年1月25日
いかなる優秀機でもどこかに欠点はあるもので、また優れたメーカーでも軍の誤った要求や指示で凡作になることもある。戦闘機、爆撃機、偵察機など敵味方のライバル同士は、プロペラ機に究極の進歩をもたらし、ジェットに発展する基礎を作っていった。
Book 新装版
石油技術者たちの太平洋戦争
戦争は石油に始まり石油に終わった
著者:石井 正紀
定価:本体704円+税
ISBN:978-4-7698-2183-0
発行年月日:2008年1月25日
油の供給の豊富なる国は光り栄え、油のなき国は自然に消滅す。南方に徴用された石油技術者七千人、石油を発掘精製して日本へ還送し、太平洋戦争を支えた石油戦士たちの知られざる戦い。石油獲得のため実施された落下傘部隊の活躍と共に描く。
 
Book 報道班員従軍記
若きカメラマンのマレー・千島戦記
著者:石井 幸之助
定価:本体638円+税
ISBN:978-4-7698-2558-6
発行年月日:2007年12月25日
『イエスかノーか』と無条件降伏を迫るマレーの虎・山下泰文中将と英軍司令官パーシバルとの会見を、わが目と、フィルムに刻みつけた若きカメラマンの最前線報告。酷熱マレー・シンガポール戦線、極寒の千島戦でファインダーから捉えた戦場の一瞬。
Book 回転特攻学徒隊
回天は優れた兵器ではなかった
著者:武田 五郎
定価:本体648円+税
ISBN:978-4-7698-2557-9
発行年月日:2007年12月25日
どんな辛いことがあっても。回天隊のあるがままの姿をあきらかにし、「回天は優れた兵器ではなかった」と書き残しておきたくなった。そうでないと、全て闇に葬られ「回天は大成果を上げた素晴らしい兵器であった」と語り継がれてしまう。(「はじめに」より)
 
Book 海上自衛隊員の作り方
リクルートとしての自衛隊
著者:小泉 昌義
定価:本体781円+税
ISBN:978-4-7698-2556-2
発行年月日:2007年12月25日
一億二千万の乗組員を乗せ、護衛艦「日本」は現在二十一世紀を航行中である。行く手に食糧、エネルギー、資源問題などが待ち構えている。本書は海の男たちの間で伝統的に受け継がれてきた躾教育の中で現代社会に通用するものを紹介する。
Book 新装版
小艦艇入門
海軍を支えた小艦徹底研究
著者:木俣 滋郎
定価:本体800円+税
ISBN:978-4-7698-2254-7
発行年月日:2007年12月25日
戦艦や巡洋艦など勇壮華麗な戦闘艦の影で個々の任務に従事し、縁の下の力となって海軍を支えた小艦艇、敷設艦、哨戒艇、砲艦、輸送艦ほか数十種にもおよぶ海軍の艦艇をとりあげ、用途から戦歴、メカニズムまでを詳細に綴る海軍艦艇決定版。
 
Book 激闘海軍航空隊
「零戦」の柴田武雄と「紫電改」の源田実
著者:碇 義朗
定価:本体781円+税
ISBN:978-4-7698-2555-5
発行年月日:2007年11月26日
日本海軍が世界に誇る名機「零戦」誕生の過程をめぐって熾烈な戦いをくり広げられた二人の傑出した空の男の人間ドラマ。海軍航空界の内に秘められた実情を海空戦とともに活写した感動作。日米戦争の日本海軍航空を支えた両雄の希望と挫折を描く。
Book 菊兵団ビルマ死闘記
栄光のマレー戦から地獄の戦場へ
著者:前田 正雄
定価:本体857円+税
ISBN:978-4-7698-2554-8
発行年月日:2007年11月26日
開戦時のコタバル敵前上陸、シンガポール攻略戦、フーコン作戦など──死闘を重ねた精鋭菊兵団18師団56連隊機関銃中隊の戦いを綴る。幾度も攻撃をかけるも、その度に敗れ、地獄の様相を露にしたビルマ最前線を歴戦大尉が描いた地獄の戦場。
 
Book 不沈艦伝説
多彩な運命を背負った30隻の生涯
著者:大内 健二
定価:本体914円+税
ISBN:978-4-7698-2553-1
発行年月日:2007年11月26日
“不沈船”の言葉を後の世にもたらした客船タイタニック号、原爆実験にもその堅牢ぶりを示したプリンツ・オイゲン、そして伝説の名鑑と呼ばれる「雪風」など、沈んではならないという宿命を担って、数奇な運命を辿った世界の艦船を描いた話題作。
Book 新装版
飛行隊長が語る勝者の条件
最前線指揮官たちの太平洋戦争
著者:雨倉 孝之
定価:本体829円+税
ISBN:978-4-7698-2250-9
発行年月日:2007年11月26日
縦断の飛び交う空戦場裡に列機を率いて自ら突入する実戦指揮官。己の判断が部下の生死を分ける極限状況下におかれた“空の男たち”の真摯なる肉声を伝える感動の空戦記。修羅場をくぐり抜けた十七人のリーダーたちが語る努力と鍛錬の日々。
 
Book 良い参謀 良くない参謀
8人の海軍サブリーダーを斬る!
著者:吉田 俊雄
定価:本体743円+税
ISBN:978-4-7698-2552-4
発行年月日:2007年10月25日
連合艦隊の参謀たちの、1.目的達成度、2.成果、3.コスト、4.補佐の実をいかに挙げたか、5.人間関係の善し悪し、良くするために払われた工夫、努力について徹底的に論断した、異色の海軍人物伝。指揮官を支え、作戦目的の達成に尽瘁した海軍エリート・補佐役たちの仕事と能力、働きぶりを検証する。
Book 華中作戦
最前線下級指揮官の見た泥沼の中国戦線
著者:佐々木 春隆
定価:本体743円+税
ISBN:978-4-7698-2551-7
発行年月日:2007年10月25日
若き指揮官が日中戦争の最前線でつぶさに見た果てしなき大陸戦の実体。個々の戦闘で、将校、兵士は何を考えて砲火に身を曝したか、在りのままに綴る。昭和十五年、見習士官として配属されて六年間。小隊長、連隊旗手、中隊長、歩兵砲隊長の重責を担いながら転戦し、辛酸を嘗めた悪戦苦闘記。
 
Book 弱小空軍の戦い方
枢軸国と連合国に分かれた欧州小国の航空戦
著者:飯山 幸伸
定価:本体914円+税
ISBN:978-4-7698-550-0
発行年月日:2007年10月25日
連合国の一員として歩もうとした国々。そしてナチス傘下に組み入れられた国々。東西に分かれて戦ったヨーロッパ小国の飛行部隊は、米、英、独、ソを敵にして戦力を運用したか。チェコ、オランダ、ポーランドなど、知られざる航空工業力を有した国々の特異な実情とその航空戦力の“実力”を徹底研究。
Book 新装版
日本の軍事テクノロジー
技術者たちの太平洋戦争
著者:碇 義朗 ほか
定価:本体667円+税
ISBN:978-4-7698-2323-0
発行年月日:2007年10月25日
太平洋戦で戦場の主役となり得なかった日本の兵器は、なぜ、欧米諸国に遅れをとったのか。究極のレシプロ機「震電」、本土決戦用「水中高速潜水艦」、日本陸軍バズーカ砲「噴進弾」等、第二次大戦のさなか、連合軍を打ち破る兵器開発に取り組んだ陸海軍の技術者たちの奮闘。『陸海軍の兵器開発の歴史』収録。
 
Book シンガポール陥落
著者:フランク・オーエン 訳者:永沢 道雄
定価:本体638円+税
ISBN:978-4-7698-2549-4
発行年月日:2007年9月25日
1942年2月15日、シンガポール要塞英軍司令官パーシバル中将は降伏を決意した。太平洋戦争開戦以来70日、日本軍のシンガポール島上陸から1週間、難攻不落といわれた要塞は、なぜもろくも崩れたのか? 旧式の兵器、訓練不足の寄せ集め部隊、指揮官の判断ミス……屈辱の敗北への道程を描く戦史。
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Book 戦闘機パイロットの空戦哲学
トップガンの素顔
著者:服部 省吾
定価:本体590円+税
ISBN:978-4-7698-2548-7
発行年月日:2007年9月25日
戦闘機パイロットは運動神経抜群で身体強靭な人間と思われているようである。そしてカッコ良く、頭が良いと思われているかと思えば、わがまま勝手な命知らずと思われている場合もある。多くの人が思い描く、このようなイメージは全部間違いである。嘘か本当かは、この本を読んで、自分で判断していただきたい。(本文より)
 
Book 従軍看護婦物語
日赤看護婦の見た中国戦線
著者:水井 潔子、水井 桂
定価:本体657円+税
ISBN:978-4-7698-2547-0
発行年月日:2007年9月25日
26歳から31歳の華麗な時代をなげうって傷病兵のために身命を賭して働いた日本赤十字社看護婦の中国従軍記。兵士に限らず一般市民からも絶大な信頼を寄せられた従軍看護婦の実状と、若き働く女性の素直な心の思いを伝える。敗戦の屈辱の中で逞しく生きた看護婦の赤十字精神の発露を描く感動の体験記。
Book 世界スパイ作戦
2次大戦で暗躍した各国情報機関の戦い
著者:広田 厚司
定価:本体857円+税
ISBN:978-4-7698-2546-3
発行年月日:2007年9月25日
第二次大戦下、ヨーロッパを制するため大国の思惑が錯綜して、騙し、裏切り、買収、偽造など、各国スパイがうごめく想像を絶する諜報戦がくり広げられた。ドイツのアプヴェア、イギリスのMI5、ソ連のNKVD。その他の情報機関の無法の戦いとその渦中に人知れず消えた情報員たちの活動を描く裏面戦記。
 
Book 新装版
私は魔境に生きた
終戦も知らずニューギニアの山奥で原始生活十年
著者:島田 覚夫
定価:本体952円+税
ISBN:978-4-7698-2337-1
発行年月日:2007年9月25日
アマゾン電子書籍
昭和十九年六月、孤立無援の東部ニューギニアで味方部隊の再来を信じて籠城した日本軍兵士十七名。熱帯雨林の下、飢餓と悪疫、そして掃討戦を克服して生き残った四人の男たちのサバイバル生活を克明に描いた体験記。敗戦を知らず、十年間の“生存”に挑んだ逞しき日本兵たちのノンフィクション。
Book 梓特別攻撃隊
爆撃機「銀河」三千キロの航跡
著者:神野 正美
定価:本体800円+税
ISBN:978-4-7698-2545-6
発行年月日:2007年8月24日
昭和20年3月11日、鹿児島県鹿屋基地を発進した24機の「銀河」は、最年少17歳の少年兵を含めて72名の「いのち」を抱いて、確実な死の待ち受ける南方へ飛行する。梓特攻に殉じた搭乗員、遺された肉親、見送った友、奇しくも生き残った元隊員たちの知られざる手記、証言から作戦の詳細と実相を描くドキュメント。
   
Book 昭和の二刀流 ビルマに死す
天覧試合の花形藤本薫の生涯
著者:南堀 英二
定価:本体743円+税
ISBN:978-4-7698-2543-2
発行年月日:2007年8月24日
竹刀剣道の時代にも流術の『二刀』は受け継がれ、昭和初期には二刀流が流行、活躍した。昭和9年、宮城内において開催された天覧武道大会に、21歳の香川県代表の青年が逆二刀流を遣い出場、圧倒的な強さで勝ち上がった。全国に名を馳せた二刀流の剣道家の生涯を近代剣道の発展とともに描く感動作。
 
Book 新装版
軍艦開発物語
造船官が語る秘められたプロセス
著者:福田 烈 ほか
定価:本体657円+税
ISBN:978-4-7698-2319-3
発行年月日:2007年8月24日
二次大戦で敗者になるも、卓越した技術力を世界に知らしめた日本艦艇群。英米の量に対抗する“個艦優越”に挑み大艦巨砲の到達点を示した「武蔵」、世界初の全溶接艦として造船史に足跡を示した潜水母艦「大鯨」など個々の艦艇に携わった造船官が綴る完成までの道程。付・伊58潜水艦〔建造過程〕秘録写真集。
Book 新装版
軍用機開発物語
設計者が語る秘められたプロセス
著者:土井 武夫 ほか
定価:本体705円+税
ISBN:978-4-7698-2334-6
発行年月日:2007年8月24日
強大な連合軍に対抗すべく、数々の傑作機を生みだした日本航空技術陣。グラマンの追撃を振り切った艦上偵察機彩雲、長大な航続力を誇る二式飛行艇、液冷戦闘機飛燕等。精巧なメカニズムや完成までの苦難の道程を、個々の機体に携わった開発・設計者が綴った話題作。付・十二試艦戦〔零戦〕試作過程写真集。
 
Book ネグロス島戦記
マンダラガン山に果てし戦友よ
著者:池 平八
定価:本体914円+税
ISBN:978-4-7698-2541-8
発行年月日:2007年7月25日
昭和十九年春、大動員により招集された第十一師団工兵隊の兵士たちは、わずか三カ月後に比島ネグロス島に送られた。レイテ・ルソンに続くフィリピン第三の激戦場ネグロス戦とはいかなる戦いか。米軍の物量に圧倒され、敗走し、飢餓と傷病に震えつつ自活の道を歩んだ悲劇の戦場を下級兵士が克明に描く感動作。
Book 悲劇の輸送船
言語道断の戦時郵送の実態
著者:大内 建二
定価:本体857円+税
ISBN:978-4-7698-2540-1
発行年月日:2007年7月25日
戦争の勃発が予想される場合、海上輸送はどのように運営しなければならないのか。必要とされる船舶量、予想される損害、輸送船の運用法など、全てが曖昧ななかで進められた日本の海上輸送計画の慢心を指摘し、多大なる損害を出した小型船舶による南方資源の輸送など知られざるエピソードを収録。
 
Book 新装版
間に合わなかった兵器
もう一つの第二次世界大戦
著者:徳田 八郎衛
定価:本体743円+税
ISBN:978-4-7698-2319-3
発行年月日:2007年7月25日
アマゾン電子書籍
日露戦争で機関銃と大砲の威力が突撃精神を圧倒することを学んだ日本陸軍が、なぜ太平洋戦争で米軍戦車に肉薄攻撃をかけたのか。日本兵が携えた兵器がいかに粗末な設計で低品質であったかは玉砕の島々が証明した。日本の敗退を“生産力の違い”とする歪曲した史実を技術者の視点から抉る衝撃の戦史。
Book 指揮官 最後の決断
海の軍人30人の生涯
著者:岩崎 剛二
定価:本体752円+税
ISBN:978-4-7698-2539-5
発行年月日:2007年6月25日
戦争という極限状況の中に置かれて、海軍軍人たちは、それぞれの持ち場にて何を考え、いかに行動して、どう生き、死んでいったのか。兵学校出身者三十名の指揮官たちの身の処し方を描く感動の人物伝。死と直面する最前線で、命を投げ出してその責任を全うした男のはかなくも美しい信念を捉えた話題作。
 
Book ビルマ戦補充兵
菊兵団兵士が見た地獄の戦い
著者:吉田 悟
定価:本体743円+税
ISBN:978-4-7698-2538-8
発行年月日:2007年6月25日
英印軍の砲火をくぐり、生死を賭けた地獄の戦野を駆けた一兵士が綴る戦場の実態。3慟哭のフーコン作戦、絶叫のメイクテーラ会戦、濁流のイラワジ河。最前線における“菊”兵団の凄絶な戦闘を克明に描く。敵の猛攻にさらされながらも奇跡の生還を果たした通信兵がビルマに果てた戦友に捧げる鎮魂譜。
Book 沖縄県民斯ク戦ヘリ
大田實海軍中将一家の昭和史
著者:田村 洋三
定価:本体981円+税
ISBN:978-4-7698-2537-1
発行年月日:2007年6月25日
沖縄戦の実情と県民のひたむきな姿勢をつぶさに見て、沖縄方面根拠地隊指令・大田中将が直前に認めた感謝の電文<沖縄県民斯ク戦ヘリ、県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ……>今も沖縄の人々の心に残る温情の海軍提督の人間性と彼が培った家族の歩みを描き戦いの空しさを謳う話題作。
 
Book 新装版
連合軍の小失敗の研究
第二次大戦の勝者に見る失錯の本質
著者:三野 正洋
定価:本体733円+税
ISBN:978-4-7698-2298-1
発行年月日:2007年6月25日
失敗は、勝者の側にも数多く存在した。第二次大戦の戦勝国、イギリス、ソ連、アメリカ、フランス。その戦利の影に見えかくれした戦争指導。戦略、戦術の失敗の数々を、新しい視点と斬り口で徹底的に分析をくわえた戦争文化人類学。二十一世紀を迎えた日本の新しい未来に大いなる示唆を与える話題作。
Book 第14空母戦闘群12
チェイン・オブ・コマンド
著者:キース・ダグラス / 栗山 洋児 訳
定価:本体914円+税
ISBN:978-4-7698-2536-4
発行年月日:2007年5月25日
ベトナム上空で、米海軍早期警戒機が謎の地対空ミサイルに撃墜された。同じ頃、ベトナム戦争で行方不明になった父の消息を求めてジャングルに入ったマグルーター提督は信じられない光景を目にする。密林の奥深くで進行する危険な核の陰謀を阻止すべく爆装トムキャットは困難な攻撃任務に挑む。
 
Book 南京戦の真実
松井石根将軍の無念
著者:早瀬 利之
定価:本体686円+税
ISBN:978-4-7698-2535-7
発行年月日:2007年5月25日
“事件”の責めを負い、A級戦犯として処刑された一軍人の実像に迫る話題作。東京裁判のキーナン主席検事をして『なんというバカげた判決か!広田と松井は死刑に値しない』と嘆かせた、悲劇の将軍。孫文に傾倒し、日中和平を探り、アジア解放運動に命をかけながら運命に翻弄された武人の軌跡を描く。
Book ソロモン軍医戦記
軍医大尉が見た海軍陸戦隊の死闘
著者:平尾 正治
定価:本体743円+税
ISBN:978-4-7698-2534-0
発行年月日:2007年5月25日
二年現役軍医科士官、通称“雇われ軍医”としてソロモンの島々を転戦した医師が見た苛烈なる戦場。南方の瘴癘の地で飢餓と伝染病という過酷な状況に直面した日本軍将兵はいかに生き抜き、斃れていったのか。物資欠乏し敵軍迫るなか、強固な意志を持って医療任務に従事した海軍軍医が綴る最前線の真実。
Book 本当の特殊潜航艇の戦い
その特性を封じた無謀の用兵
著者:中村 秀樹
定価:本体705円+税
ISBN:978-4-7698-2533-3
発行年月日:2007年5月25日
日米開戦の先駆けとなり、全作戦海域で活躍し、本土決戦において主戦力として備えていた特殊潜航艇。居住性は劣悪で、連続10時間の乗務に乗員は耐えられない。潜水艦ではなく消耗兵器である特潜の知られざる特性をあらゆる悪条件下で奮闘した実戦と共に元海自潜水艦長が徹底研究する話題作。
Book 新装版
決戦機疾風航空技術の戦い
知られざる最高傑作機メカ物語
著者:碇 義朗
定価:本体724円+税
ISBN:978-4-7698-2122-9
発行年月日:2007年5月25日
「日本最高の傑作戦闘機」と米軍に語らしめた日本陸軍の二千馬力戦闘機・疾風──日米開戦とともに設計に着手され。苛烈さを増す最前線の期待をになって登場した高性能機。奇蹟のエンジンと呼ばれた“誉”発動機の開発秘話、比島・沖縄戦での疾風の奮戦を描く感動のノンフィクション。
 
Book 特攻の町・知覧
最前線基地を彩った日本人の生と死
著者:佐藤 早苗
定価:本体686円+税
ISBN:978-4-7698-2529-6
発行年月日:2007年4月10日
日本文芸大賞ノンフィクション賞受賞
「生きる」とは、「死ぬ」とは!?
“特攻の時代”に青春を生きなければならなかった青年と乙女たちの魂の叫びを、斬新な切り口で現代に伝えるモニュメンタルストーリー!
Book ノモンハンの地平
草原紀行 ホロンバイルの過去と現在
著者:細川 呉港
定価:本体762円+税
ISBN:978-4-7698-2532-6
発行年月日:2007年4月25日
『ノモンハンの夏』の半藤一利氏が推薦する話題作。いま日本人はノモンハンから何を学ぶべきか。現在も草原で暮らすモンゴル人や中国人の生活や文化を、深い洞察力と観察眼で描き、草原で惹起した幾多の戦いを証言と現地の写真、当時の地図で再現、10年間にわたる現地調査にもとづいて検証。
 
Book 湖南戦記
知られざる日中戦争のインパール戦
著者:小平 喜一
定価:本体686円+税
ISBN:978-4-7698-2531-9
発行年月日:2007年4月25日
直木賞作家伊藤桂一氏が推薦する戦場の真実を描いた体験記録。武器弾薬、食糧の補給もなく、幾万余の将兵たちが犠牲となった知られざる中国戦線の戦い、?江作戦の事情。熾烈なる戦闘の中で、一兵士は何を考えたのか。山紫水明の風景の中で、正義感あふれる古参下士官の心情を綴った話題作。
Book テストパイロット
一等飛行機操縦士森川勲の生涯
著者:南堀 英二
定価:本体1,143円+税
ISBN:978-4-7698-2530-2
発行年月日:2007年4月25日
大正三年六月、志願して海軍に入営。二十歳で連合艦隊旗艦「陸奥」の水偵搭乗員となり、後に、川西航空機で傑作機二式大艇の試飛行の全てに乗った希代の名パイロット。卓越した技量、洞察力、忍耐力に富み、温厚にして果敢。戦後、故郷の小豆島で離島教員の生活を送った清冽な人生を綴る。
 
Book 新装版
指揮官と参謀
その思考と行動に見る功罪
著者:吉田 俊雄
定価:本体695円+税
ISBN:978-4-7698-2023-9
発行年月日:2007年4月25日
戦いは人なり。海軍トップ集団の人材たちは、適材適所に配置され、職責を十二分に果たしたのか。作戦の帰趨を決するリーダーの性格、能力、識量、勇気はどうだったのか。山本五十六ら十五人の“海軍の頭脳”たちを俎上にのせ、縦横無尽、単刀直入にその功罪を明らかにした現代人に贈る異色人物伝。
Book 通信隊戦記
最前線の指揮統帥の道を造る
著者:久保村 正治
定価:本体743円+税
ISBN:978-4-7698-2527-2
発行年月日:2007年3月26日
軍隊に置ける指揮系統のつながりは、中流間であろうとも作戦行動中であろうとも変わることなく確保しなければならない。中国大陸において、戦いつつ行動する軍隊は、どのように指揮下部隊との意思疎通を図ったのか。最前線で通信に従事した将校が戦場での命令伝達の実体を綴る話題作。
 
Book 日本飛行船物語
航空界の特異な航跡を辿る
著者:秋本 実
定価:本体914円+税
ISBN:978-4-7698-2526-5
発行年月日:2007年3月26日
人類が大空へ昇った“熱気球”の発明から、“飛行船”への発展を遂げた先覚者たちの模索の時代。明治10年、反政府軍により包囲された熊本鎮台を救うため陸海軍が気球を製作した日本の航空界の黎明期。飛行機の時代を迎えるまでの軍用気球と軍用飛行船の歩みを、写真と図版で綴る航空史探索。
Book 新装版
悪魔的作戦参謀 辻政信
稀代の風雲児の罪と罰
著者:生出 寿
定価:本体867円+税
ISBN:978-4-7698-2029-1
発行年月日:2007年3月26日
機略縦横、勇猛果敢、奇襲戦法を得意とした風雲児。狐のように狡知でオオカミのような獰猛な独断専行型の恐るべきマキャベリスト。一作戦参謀の身で、なぜ彼は重要作戦に重用されて絶大な権力をふるうことができたのか。日本の指名を制したいくたの作戦計画を立案し、作戦指導をおこなった男の生涯。
 
Book なぜ敗れたか日本海軍
孫子の名言に見る惨敗の真因
著者:是本 信義
定価:本体667円+税
ISBN:978-4-7698-2525-8
発行年月日:2007年2月26日
日露戦争時の戦略思想と第一次大戦型の装備で、アメリカ海軍の実体――戦略、編成、兵力、戦法等々を知らず、場当たり的で独善的な作戦を繰り返した日本海軍。その精神構造とその風土を、個々の作戦をひろい上げ、的確に解き明かした太平洋戦争・惨敗の原因。孫子の兵法の視点から捉えた海軍戦略。
Book 在留日本人の比島戦
フィリピン人との心の交流と戦乱
著者:藤原 則之
定価:本体657円+税
ISBN:978-4-7698-2524-1
発行年月日:2007年2月26日
昭和五年、比島に渡り、マニラ麻生産に従事し、現地人とともに暮らす日本人。彼が見た太平洋戦争開戦に揺れるアメリカ支配のフィリピンの国内情勢、日本軍の進出と統治下の時代、そして米軍反攻の敗走期。フィリピン人との心の交流を支えとして戦乱を生きた民間人の南方戦線の物語。
 
Book 新装版
最悪の戦場に奇蹟はなかった
ガダルカナル インパール戦記
著者:高崎 伝
定価:本体857円+税
ISBN:978-4-7698-2019-2
発行年月日:2007年2月26日
決戦ガダルカナル島で、戦いに破れ、弾丸もなく、食糧もなく、骨と皮に痩せ衰えた五ヶ月有余。そしてまた、遠い道インパールの激戦に敗れ、どしゃ降る雨期の印緬国境に、るいるいと横たわる日本兵の“白骨街道”――生ける屍が、かすかな声で哀願した。「私を殺してください。お願いします」と。
Book 新装版
ドイツ軍の小失敗の研究
第二次世界大戦戦闘・兵器学教本
著者:三野 正洋
定価:本体743円+税
ISBN:978-4-7698-2285-1
発行年月日:2007年1月25日
第二次世界大戦におけるドイツ軍隊。空軍・海軍・陸軍・武装親衛隊とドイツ政府が行った数々の失敗を考査。誰も試みなかったユニークな戦闘・兵器分析論。ベルサイユ体制下、国家再建を果たしたドイツの史上最強と謳われた軍隊はなぜ絶滅したのか。歴史の事実を直視する新しい視点の戦争学。
   
Book ラバウル南溟記
戦場に果てし霊よ安らかなれ
著者:八木 弥太郎
定価:本体590円+税
ISBN:4-7698-2518-8
発行年月日:2006年12月25日
一緒に戦場にあった者としては、ただただ「死なせないでやりたかった」と思うばかりで、いってやれる言葉は何一つもない。生きていてこそ人生だったと思うし、生きる自由を失い、自分ではどうしようもなかったたった一つの人生の喪失に対し、なにをどう言ったところで慰めにはならないと思っている。(本文より)
 
Book ドイツ海軍入門
大英帝国に対抗する異色の戦力
著者:広田 厚司
定価:本体914円+税
ISBN:4-7698-2517-X
発行年月日:2006年12月25日
ベストセラー『Uボート入門』につづく艦艇ファン待望のドイツ海軍徹底研究。プロシャ時代から発展を遂げ、英国との宿命の戦いに挑んだドイツ海軍水上艦を網羅する。主要海軍基地、造船所、キール運河など、知られざるドイツ海軍の基礎から、通商破壊艦への補給艦まで豊富な写真とともに綴るビジュアル決定版。
Book 新装版
二式大艇空戦記
海軍801空搭乗員の死闘
著者:長峯 五郎
定価:本体800円+税
ISBN:4-7698-2215-4
発行年月日:2006年12月25日
昭和20年3月、特攻「銀河」24機の誘導機として二式飛行艇を駆り、2600キロ彼方の南洋に出撃、奇跡の生還をとげた神風特別攻撃隊員が綴る。大戦末、哨戒、索敵、触接、遠距離輸送と苦渋に満ちた激務のなかで、ペア同士の絆で結ばれつつ任務遂行の果てに散った若き搭乗員たちの素顔を赤裸々に描く。
 
Book 戦う陸軍農耕兵
農事班四百日の記録
著者:三井 喜二郎
定価:本体590円+税
ISBN:4-7698-2515-3
発行年月日:2006年11月25日
自分たちの消費する糧は自分たちの手で作らなければならない。農業経験者三割というきびしい条件のなか、食料増産のために編成された“農事班”の奮闘記。昭和19年7月、北海道の北部第二部隊に入隊してから終戦までの一年余、過酷な新兵勤務、地元住民たちとの交流など軍隊生活の悲喜交々を描く。
Book 新装版
戦車戦入門
[日本篇]
著者:木俣 滋郎
定価:本体800円+税
ISBN:4-7698-2233-2
発行年月日:2006年11月25日
大正14年、英仏戦車による日本最初の戦車隊創設以来、昭和2年の国産第一号戦車の誕生をへて、大陸の戦野に進出した日本機甲部隊。ノモンハン事件での戦力拡充の戦訓を取りいれることなく、南方攻略戦に突入した“鉄獅子”たちの興亡を描いた歴史入門書。輸入戦車から試作車両まで、図版・写真多数を収載。
 
Book 理想的兵卒
ある若き二人の兵士の生と死
著者:相澤 直人
定価:本体952円+税
ISBN:4-7698-2513-7
発行年月日:2006年10月25日
秋風がかくも澄む日は恥もなく見栄もなく唯生きておりたし。清冽なる詩情を内に秘めた二人の若者は、同じ連隊へ同じ日に入営の命令を、天皇の名によって受けた。神の啓示のように二人の魂は触れあい死への時間を辿る。戦争とは兵隊とは死とは生きるとは。やせて小さな肉体に軍服を着せられた若者の挫折と出発を描く。
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